第13回九州福祉系高校教員研究セミナー

社会とつながる福祉教育

― 高大連携の取り組みを通して―

文部科学省矢幅清司視学官を囲んで…


日時:2016年11月19日(土曜日) 午前10時00分~午後4時30分

会場:長崎ウエスレヤン大学・鮫島記念ホール 長崎県諫早市西栄田町1212-1

後援:長崎県教育委員会、長崎県私立中学高等学校協会、長崎県社会福祉協議会

対象:九州各県の福祉系高等学校教職員、関係機関団体職員、学生等

対象人数:100人

参 加 費: 無料(ただし昼食費は参加者負担)

連 絡 先: 長崎福祉教育研究会事務局

       長崎ウエスレヤン大学・地域総合研究所内(担当:中野)

        〒854-0082長崎県諌早市西栄田町1212番地1

         TEL 0957-26-1234(代表)/ FAX:0957-26-2063(代表)

 

「九州福祉系高校教員研究セミナー」も今年で第13回目の開催を迎えることになりました。この間我が国では、少子高齢化の進行や家族構成の変化、ライフスタイルの多様化等により、福祉や介護に対するニーズは多様化・高度化しています。これらのニーズに対応するため平成19年には「社会福祉士及び介護福祉士法」が改正され、福祉・介護人材の資質の向上を図る視点から、資格取得方法の一元化が進められ、平成29年度からは養成施設卒業者にも受験資格を付与し、5年間をかけて国家試験を義務付けることが漸進的に導入されることになります。

福祉系高校は養成施設ルートや実務経験ルートに先駆けて教育プログラムを整備し実施されており、全体に高い合格率を維持しています。今後、医療的ケアなど福祉ニーズの高度化と多様化への対応、福祉実践における倫理的課題やマネジメント能力・多職種協働を進める能力等への対応、ICT、介護ロボットなど福祉機器を活用した福祉実践への対応等の課題もあります。さらに福祉系高校においては、教員要件や時間数、科目等の関係から高等学校教育での実施が厳しい状況になってはきていますが、地域福祉をはじめとした福祉社会の担い手として今後もその役割は大きいと考えています。

そこで、私たち長崎福祉教育研究会は、長崎ウエスレヤン大学のご協力のもとに、今年度も文部科学省初等中等教育局視学官である矢幅清司先生をお招きし、先生を囲みながら、学習指導要領のねらいに即した教科「福祉」の指導法や福祉教育のあり方等を高大連携のしくみの中で検討しあう標記研究セミナーを開催いたします。

今年の全体テーマは、『社会とつながる福祉教育』とし、午前中は、矢幅先生に御講演いただき、午後は情報交換会として、①授業方法、②実習指導、③就職支援・人材確保の3つの分科会で協議を深め、その後の全体会で報告し、最後に矢幅先生から指導助言をいただくように予定しております。このセミナーを通して、福祉に関する学びと実践の指導法が深められていくことを大いに期待しています。

本企画が、九州管内で福祉に関する教科を担当されている先生方の、今後の教育実践にお役に立てれば幸いです。長崎県内はもとより、九州各県より多くの先生方や関係者の皆様の御参加をお待ちしております。                             

       (長崎福祉教育研究会会長:松下明雄)

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